今日、とある駅の構内を歩いていると、小さな女の子の泣き叫ぶ声が聞こえてきた。
「お母さ〜ん、お母さ〜ん」
地べたに座り込んで激しく泣きじゃくっていた。
年はまだ2、3歳、くらいの女の子。
あれ?迷子???
周囲を見回すと、遠くから心配そうに見ている人たちはいるけれども、親らしき人はいないように思う。
う、うーん。
大丈夫かな?
「お母さ〜ん、お母さ〜ん」
とりあえず、私も周囲の人がしているように様子を見て・・・様子を・・・。
う、うーーーーーーーーーーーん。
そう言えば、以前もこんなことがあった。
動物園を歩いていると、迷子の子どもがいた。
同じように周囲で心配そうに様子を見ている人たち。
私もそのうちの一人で、きっともうしばらく誰も何もしなければ、私も含め最終的には誰かが声をかける。
声をかけたい気は満々で、どうしようかと考えていると女性のグループがすぐさま声をかけた。
そして、迷子センターにつれていってあげたみたいだった。
うーーん。
心配だったら、この女性グループのようにすぐに声をかければいいのにね
なんだか、いつもこんなのばっかり・・・。
だから。
う、うーーーーん。
「どうした?お母さんは?」
近くに寄ってしゃがんで、声をかけた。
泣きじゃくっている女の子は一瞬、「ん?」と真っ赤に泣きはらした顔で、私のほうを見たけれどもさらに大泣き。
お母さんのこと考えて泣いているのに、いきなり知らない人に声かけられたら、やっぱりさらに泣くよね。
さて、どうしようか・・・。
じつは、駅の前で警官が二人いたのを見ていたし、改札口も近かった。
とりあえず、警官か駅員を呼びに行くか、この泣いている子を一緒に連れて行くか・・・。
でも、大泣きしているしなぁ・・・。
そう思っていたら、
「すみません〜。」
と、お母さんらしき人がすまなそうにやってきた。
あ
もしかしたら、迷子ではなかったのかな?
駄々をこねる娘を少し離れて置いていくふりをしていた???
いや、でもこんな公衆の面前で小さな子どもを一人で泣きっぱなしにさせておくなんて、ちょっと非常識では???
「大丈夫ですか?」
「はい、すみません・・・。ありがとうございます。」
まあ、迷子だったのか迷子でなかったのかは分からないけれども、結果オーライ。
自分の行動に自己満足しておくことにする(笑)
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